ここ藤沢は、太陽が顔を出し始めました。
私の子供の頃の練習で足りなかったもの、
それは、
速い音形を毎日弾く練習法です。
速い音形の練習は、練習曲などでやってきましたが、
思い返せば、左手(ポジションや音程など)の習得に
気持ちの大部分が割かれていた気がします。
練習曲では譜読みから始まり、ある程度弾けるころには
もう飽きが来てしまうこともあります。そして長い!!
中々右手のボーイングまで気持ちが向きません。
セブシックop2-2の最初の曲は、左手の難易度は低く
左手(運指)に惑わされることなく、
右手(ボーイング)を意識することができます。
毎日速いテンポのデタッシェで弾いていると、
長いスラーにしたときでも、一つ一つの音が
きれいに鳴ります。
これは私自身の大発見でもありました。
そして速い音形を弾くことへの高い高い壁が
少しずつ取り払われて、力みが減ります。
お試しください!!
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2012年12月04日
足りなかった練習法・ボーイング
2012年10月12日
左手 指が早く回らない
今日の藤沢は気温が上昇。
半袖の気候です。
さて、曲を弾いていて早いパッセージで
思うように指が動かない、何てことありますよね。
原因は色々ありますが、そのうちの一つについて
お話をします。
左指の動きでは押さえる(指を下ろす動作)ことは、
意識しやすいですが、指を離す(指を上げる動作)は、
残念ながら、気をつけにくい部分だと思います。
しかしこの指を離す(上げる動作)時に脱力を意識
すると、指の力、手の力が抜けて
早いパッセージも楽になります。
私が留学中の脱力練習の頃使用したのは、
シュラディック(1巻)の一番。
これをメトロノームを使いながら、
四分音符=40から一メモリずつ
あげて練習をしました。
指を離す動き(上げる動き)を意識しながら、
弾いてみてください。
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2012年08月28日
左手・親指
左手親指に力が入っていませんか。
思えば私自身、留学中に脱力が体感できるまで、
入りっぱなしでした。
音大生の頃、レッスンで先生が親指に注目をしていた時期、
弾いている私の親指をつまんで力の入り具合を
確かめていました。
偶然にも開放弦のときにそれが行われると、
ふわっと、親指が指板から離れ、
ラッキー(f^_^;)と思ってみたり。。
脱力、といわれても抜けないのが『力』なんですよね。
そんな私の親指の力が抜けたのは、
やはり左指の圧力と関係がありました。
左指の押さえ方、また指の上げ方を徹底的に脱力すると、
親指の力も自然と消えました。しかし、生徒の皆さんにこの方法はかなり、
苦痛を強いてしまうので、他の方法を探しています。
本(Practice/Simon Fischer)で見つけた方法をご紹介します。
楽器の先端を壁にくっつけ、親指を指板から離し
指を押さえる練習をする。
親指を離して弾いた時の他の指の感覚を忘れずに、
最終的には壁から離して弾けるようにしましょう。
ということが書かれていました。
そしてこの本にも、
「親指の圧力は他の指への圧力となり、
また、逆も言える。」と記されています。
『最小限の力で弾く』
大切なことなんですよね。
レッスンでは私が考えたほかの方法で、
親指圧力の軽減を図っていますが、
この方法もいずれお伝えしてみよう。
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